既存住宅状況調査のチェック事象 内装 事例①

内装で多いチェック事象は、「雨漏り跡」です。
特に窓・窓枠・障子枠の染み跡はその原因の判断が難しく、雨漏りによるものか結露によるものかを総合的に判断します。
そのほかのチェック事象は、「天井、内壁、床、柱、梁等木部の蟻害」「柱、梁等主要な木部、鉄部の腐朽・腐食」「6/1000以上の勾配の傾斜(柱・壁・床)」「下地材に達するひび割れ・欠損(壁・天井)、著しいひび割れ・劣化又は欠損(柱・梁・床)、著しい浮き・はらみ又は剥落(壁・天井)、床の著しい沈み、コンクリート面の不具合、梁の著しいたわみ」「脱落の危険がある手摺」「建具枠の腐朽等」です。

(事例)

雨漏り跡

 

建具(窓枠・天窓)の雨漏り跡

「天窓枠の水染み跡」

 

「天窓枠の水染み跡」の近景

雨漏りではないと推測した染み跡

下枠の水染み跡
他材への広がりがなく結露によるものと推測
押入内部の染み跡
外装、水廻りから離れており結露によるものと推測

 

その他の事例

浴室入口の床の劣化・腐朽
天井材の浮き
主要な木部の腐朽
冷蔵庫を置いていたことによるものと推測
主要な木部の腐朽
結露による可能性も有るが漏水による可能性も有り
床の著しいはらみ
玄関ドア枠の蟻害
窓枠の蟻害
脱落の危険がある手摺

ひび割れは、著しいもの(ひび割れ幅0.5mm以上)や下地まで達しているもの(下地まで割れていると推測されるもの)がチェック事象になり、軽微なものや下地ボードに沿ってクロスや仕上げ材だけが割れているものはチェック事象になりません。
建物の床・壁の傾斜は荷物の有無などで変わります。測定は機器(水平器もしくはレーザーレベル)にて可能な個所で行い、距離3m離れた箇所で6/1000以上の傾斜があればチェック事象になります。荷物等があり3m離れた箇所で計測できない場合は参考値になります。
窓やサッシ枠の染み跡は結露との判定が難しく、障子枠の上枠の染み跡は上部からの雨漏りによるものの可能性が高くなります。天窓は雨漏りが有っても居住者が気づかないことが多いので注意が必要です。

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